〇著者：田中則明　カク麗敏。出版社：心弦社。

〇対象：中国語の初級者、中級者。

〇内容：中国語の会話文で常用される「語形」「文型」を日本語との対比において、説明したもの。

　”核文字”というのは、著者が考案した新しい概念です。特に深い意味はなく「中国語の文章を構成する重要な文字群」という意味です。分かり易く、人体に喩えると、文章全体が「人体」だとすると、”核文字”というのは、「骨格」や「関節」に当たります。それなくしては、「人体」が成り立たない重要な要素であるとも言えます。

　中国語初級者、中級者として是非とも押さえておきたい”核文字”と”核文字”が織りなす「語形」「文型」を、中国語の例文と共に紹介しております。これらの例文が理解でき、それをまねた会話文が話せるようになれば、日常会話において、かなりの程度、本来自分が表現したかった感情や思想が表現できるようになるでしょう。

　また、ＨＳＫや中検など中国語検定試験対策としてもご活用いただけます。

　また、姉妹編（中級者、上級者向け）として『”核文字”で　中国語文法　総仕上げ』があります。本テキストを修了したら、そちらへと進んでください。